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25
2019

満願

CATEGORY小説
満願。
久しぶりに短編集を読んだ。14年の作品で6つの作品から出来ているミステリー作品。
NHKでもドラマ化されてましたし、刊行されていた年はこのミス3冠って事でかなり有名になった作品。

こういう作品ってウケる章とウケない章があって文章的にはよく出来てるし面白いけど
個人的な感想は普通でした。確かに面白いけど文章に厚みが無くサラッと読んでしまえる。
そんなところが良いのかも知れないけど、ダメな気もする。

ミステリー短編で面白く仕上げるには相当なテンポが必要になりますが、この本はソレは
出来ているから面白いけどソレをしようと強引に繋いでいるような感じも後半になると感じるので
嫌気もちょっとさしてくる。6章で構成された短編で中でも『万灯』とタイトル章『満願』は面白く
読み応えもあって楽しめた。ケドあともう一つスパイスが欲しいところ。

彼の作品って初めて読んだけど長編も少し読んでみたくなりました。
たしかこの次の年も、彼は『王とサーカス』で賑わせましたもんね。
読み終えた感想としてはミステリーと言うか『世にも奇妙な物語』に出てきそうなお話で
ミステリーと言うかちょっとホラー寄りの物語かなって思ったりもしてます。

サラッと読める本なので暇つぶしには良いかも。





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Tag:ミステリー小説 満願 米澤穂信

18
2019

毎日が・・・。

CATEGORY日々の事
毎日がつらい・・・花粉症で。
毎年書いているような気がするけど重度の花粉症で・・・
今年はいつもより更に強烈。

朝起きると何を大げさなって言われるかも知れないけど本当に目がくっ付いて
瞼が開かなくて手で開けて起床して視界も悪く鼻水もズルズル・・・

目もずっと赤くて腫れて二重になって過ごしています。
そんな時期に仕事はガッツリと忙しく繁忙期を向かえ毎日過ごしています。
仕事より花粉症をどうにかして欲しい。

今日はまだ18日にだからまだまだ症状が治まるまで1ヶ月くらいは必要だし
無気力な日々が続きますわ・・・

娘チャンも今年から保育園で1日に入園式だそうで・・・
まともな顔では行けなさそう。





Tag: 日記 花粉症

25
2019

七つの会議

CATEGORY小説
七つの会議。
池井戸作品2作目。初めて読んだのは以前紹介した『空飛ぶタイヤ』でコレも力強くてとても
面白い作品で映像化もされていて、この七つの会議も映画化されていてまさに公開真最中の作品。
以前もテレビドラマとしても映像化されているし、もはや売れっ子作家となった池井戸作品なら
多くの人が読んでいるのかも。

七つの会議と言う事でそれぞれ会議のテーマがあって、会議と言うよりそこで起きている今をテーマに
色んな人が登場してくるので登場人物がそれなりに多く、読み出しはテーマもコロッと変わるので
一つ一つの短編集かなとも思って読んでいたんだけど、ソレが上手く繋がり最後の事件に
それぞれがどう決断して動いて行くのかが面白い作品で読者を虜にしてきます。

読み手によっては主人公がかなり変わってくるし、それなりに誰が主人公になっても良い作品で
映画もドラマもそのあたりが苦労したのかも・・・読者も誰がどの役をするのかで作品の内容が
わかっていると見ようかなって思ったり、うーんそうなんだって感じてしまう残念なところもあるのかも。

池井戸さんはまだこの作品含めて2作目だけど社会派ミステリーと言うか人が死なない推理モノを
書かせたら多分勝てる人はいないんぢゃ無いかなっていうくらい上手い人でこの作品も面白かった。
隠蔽を暴く、隠蔽を公表するその中で個人と企業の中での対立、もちろん中立の人間もいて
決断に至るまでの色んな登場人物からの目線と覚悟、自分の置かれた立場などを丁寧に書いてあるので
読み手にも伝わりやすいのでそこが受けるのかも。

僕が読んだ2作品で言うなら面白いし小説単体で見れば良い作品だけど・・・
違う感性で紹介すると題材が違うだけで不正を暴く、企業と戦うと言った面ではこの『七つの会議』
『空飛ぶタイヤ』は同じような作品でまたコレ系か?なんて数多く小説を読んでいると
感じてしまう人もいるのかも知れない。

読んでいる人にしかわからない事だけど主人公は今回の映画版の様に八角で良いと思う。
ドラマ版は原島みたいだったけど・・・原島はともかく八角は(野村萬斎)原作とは風貌が
違い過ぎるでしょうに。

色々書いてしまったけど社会派ミステリーの作品では超一級品の作品だから映画も
面白いんだろうなって思う。

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Tag:ミステリー小説 日記 池井戸潤 七つの会議

19
2019

プラージュ

CATEGORY小説
プラージュ。
ストロベリーナイトの誉田哲也の本、以前にも紹介した『あなたが愛した記憶』も書いてるけど
印象としては警察・刑事モノに強い作家さんだから、それ以外のものを読もうと思って手に取った。
題材はシェアハウスの物語でそこに住んでいる住人はすべてワケあり・・・と言うか前科もち。

もちろん罪の重い軽いはあるけど、読み進めていくうちに住人の過去が解き放たれ、また主人公の
吉村貴生も前科もちで世間の洗礼というものを始めて味わい、その中で絶望し立ち直り成長し
気持ちが変わり同じシェアハウスの人間とも成長していく物語。

物語としては現実ではちょっと無い話だけど、物語りはしっかりしていて、コレどんな終わり方よって
読みながら思うところもあるけど、それなりに回収して完結したからまぁヨシって所でもある。
設定には少し無理があるからそこに感情移入が出来ないと読み手によっては少し質が落ちてしまう本。

罪を犯したものは生涯赦されないのか?世間からも冷ややかな目で見られ罪を償うと言う事を
人生の中で考え、答えの無い答えを出そうと生きているシェアハウスの住人。
ただ、それだけだと少し重い本になるけどその中に、ある住人があの事件の犯人と同一人物ではないか?
そう思い経歴を偽証してこのシェアハウスに潜り込み真相を暴こうとする記者。

犯人を記者は誰なのか記者は誰なのか?

主人公、吉村貴生から見る視線と潜り込んだ記者からの目線の両方から物語は繋がっている為
そこがこの本の飽きが来ない所なのかも。読みやすい本で僕は楽しめた。
そろそろ彼のシリーズものも読んでみたいと思う。






Tag:日記 ミステリー小説 誉田哲也 プラージュ

17
2019

ダメだなって思う。

先日から、池江璃花子選手に関る報道を色んな角度で見ていて、日本人のダメな
ところが沢山でて無知で野次馬精神の多い人種だなと思いちょっとあきれたりもして・・・

まず池江選手は命に関る病気だし、とりあえず競技の事は置いといて病気だけを治すように
治療に専念してこれからも長い人生だし、今まで水泳だけの人生で大切だろうけど命を大切にして
とにかく治療を、完治を考えて日常を過ごして欲しい。

そんな中で報道されている骨髄バンクへの登録の問い合わせをテレビで見た。
有名人の病気の発表と言う事で、通常の何百倍も問い合わせが殺到していて、スタッフも忙しく
電話や登録に対応していて、電話の中で手紙ではダメなんですか?とか実際に行かないとダメなの?
とかくだらない電話が多くて、なんて無知な大人達なんだと感じて恥ずかしくなる。

そもそも以前から幾度となくドナーが足りない為に、登録を呼びかけている骨髄バンク。
リスクが高いと感じるからこそ登録率が低いのであって、何故そんな事も分からずに登録をしに行くのか?
登録は申し込んで採血して終わりだけど、結局ソレは提供への判断基準であって実施提供と言う事になれば
通院して準備して、移植の際に決められる日程で病院に向かい手術を行い
骨髄を採取するわけであって、手術も行い入院もするし何日かは予定が組めなくなる。

分かりきった話。

ソレすらも理解せずに軽い気持ちで登録して、実際適合の型だと判断されてその事実を知り
怖くなり断る人は約6割で4割の方しか提供に至らない。
当日都合が悪くなっただとか、家族が反対しただとか、手術のリスクだとか・・・
全部最初からわかっていた事なのに、何だか興味本位で登録して実際はしない。
登録したって適合のお知らせが来たら提供しなくちゃ意味が無い。

それなりに覚悟はいるし、簡単な話ではないから良く考えて登録するべきだと思う。
何もしない人よりはマシという意見もあるんだろうけど無知で登録して移植となって
逃げ回る人よりよっぽど良いかと思う。

大臣の発言も色々叩かれていますが、あれも思うけど全体のインタビューを見れば
開口一番、池江璃花子選手の体調を気遣ったコメントをキチンと述べて数分のやり取りの中での
発言で出た言葉なのに、そこしか切り取らず大騒ぎ、更にダメなのは野党がそれにのっかり
辞任しろだの任命責任だの大騒ぎして一国民としては情けなくなる。

良い大人が、しかも国会議員がそんな事を国会の中で話をしている事すら低次元。
個人的には聞いていて、もう少し話方もあったのかなって思うところもあるけど
それほど大騒ぎするほど変な発言では無いと思う。マスコミの切り取り方がいつもオカシイ。

そんな周囲の事は目を伏せて治療に専念してまずは完治して普通の生活に戻れるように
頑張って欲しいと思う。とても怖い病気だし命に関る事だから。




Tag:日記 水泳 骨髄