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02
2018

追憶の夜想曲

CATEGORY小説
追憶の夜想曲。
以前紹介した『贖罪の奏鳴曲』に続く、第2弾御子柴礼司シリーズ。
相変わらず面白く、読み手をぐっとひき付ける魅力があり、エンターテイメント性も高く面白い。
前回の物語は事件の中に巻き込まれ、刑事にも目をつけられ法廷で真実を明らかにする設定でしたが
今回は法廷1本で絞ってあり主人公の御子柴が、どういうやり取りで真実を切り開くのかがこの物語の
良さでもあり弁護士という職業ゆえの、閃きと嗅覚がともて良く描かれています。

法廷という場所になればもちろん対する人物といえば検事になる。
今回登場する検事は岬検事で以前御子柴に裁判で完敗している経歴を持ち、それを教訓に用意周到に
準備して御子柴と対立する事により、御子柴というキャラクターをより際立たせてるのも良くて。

主人公の御子柴はシリーズを通して腕は良い弁護士だけど、報酬は法外だし勝つためには手段を
選ばず、それ以外に興味はないキャラクター。そういったところが前作では魅力的に描かれてはいたけど
今作ももちろんそういったところは変わりはしなけど僅かながらも人間らしいところも見せていて
読み手をひき付ける所なのかなとも思う。

そして物語を通して罪を犯した人間は気持ちがあればキチンと償えるし、それを糧として生きていけると
信念を持って生きている人間が沢山いる筈だと伝えてくる。自分そう信じて生きているように。

御子柴礼司は現代のブラックジャックと言った方が早い。
そんな彼の活躍を見続けるのが面白い。とりあえず第3弾もあるから読みたいしこのシリーズは
楽しみの一つにもなっています。


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Tag:日記 ミステリー小説 中山七里

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