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08
2018

ちいさいおうち

CATEGORY映画
ちいさいおうち。
寅さんシリーズの山田洋次監督作品ですね。原作もあって直木賞も受賞した作品ですが
僕はこの本は読んでませんので映画を見て初めてどういう物語か知識を得た状態です。

良くある、ある故人の昔話でその故人が大甥に勧められて、自叙伝的なものをノートに書き綴るという
ある日の出来事から物語りは作られています。この映画主役は基本的に女で
男はちょっと時代の波に飲まれたバカな感じが出ているし、その男から見た女子は
古き良き時代の女子のような描き方も、時代の背景に取り込まれていて雰囲気が良く出ている。

で、その女のメインは若き日のタキ(黒木華)とタキが女中として働いている家の
松たか子演じる時子とのお話になる。

main1_large.jpg

新米女中として働いて、しばらくは一生懸命この大好きなちいさい素敵な家の家族の為に働いてましたが
時子の旦那様の同僚板倉(吉岡秀隆)が登場してから、どうも時子の様子がオカシイなと感じながらも
いつもそばにいるので、タキはあることに気付いてしまいます。

今で言う好きになってはいけない人を好きになってしまっている時子に気付いてしまい
タキはどうすれば良いのか悩み考えます。
このあたりの駆け引きがこの映画では面白く魅力的によく描かれているかなぁとも感じる。

見終わって考えてみると、タキも板倉の事が好きだったからあの最後の決断をしたのかな?
とも思ったけど、もっと深読みすると毎日一緒にいた時子とタキの間柄から考えると
タキは時子の魅力が同性からも感じ取っている事から、タキは時子の事が大好きだったからこそ
あの最後の決断だったのかなとも考えられる。

原作とは少し違うような終わり方みたいだけど満足できる映画で松たか子も良いけど
この映画に限っては何といっても黒木華がとても良くて存在感が良く出ている。
とても物静かな演技だけど感情が良く伝わってくるし雰囲気がある。
彼女出世作でもあるし助演女優賞も受賞した作品。

まぁ当時パッと見たときは蒼井優かと思ったけどね。
全体的に満足度の高い作品に仕上がっていて面白かったです。
少しダメだしをするなら、タキが年齢を重ねた晩年を倍賞千恵子が演じ大甥の健史を演じた妻夫木聡も
ちょっとビミョーかも・・・大学生の設定だし倍賞千恵子に限っては監督の好みだけで起用したような気もする。
黒木華が年齢を重ねてもアレにはならないもんね。



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Tag:映画 ちいさいおうち 黒木華 松たか子

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