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08
2018

ラットマン

CATEGORY小説
ラットマン。
道尾秀介と言えば『カラスの親指』とかで有名な作家さん。
ラットマンっていう意味が分からない最初は、何を表現したいのか分からないけど
読んでいるうちにラットマンの意味が分かってくる・・・とても丁寧な本で物語りに奥行きもある作品。

ラットマンって認知心理学では有名なもので、絵を見ればなるほどそういうことか!
なんて考えられる事なんだけど、それを利用したこの物語では読者も読んでいるうちに
その心理の世界に入って行きコレはこうでしょ?と答えを表現された状態での
最後のタネあかしが待っていてそれにだまされる人はきっと沢山いたはずで僕もソレ。

本自体も、とても読みやすく気軽に読める。
無駄な事は考えずにただただ読める本。
コレあんまり書くとネタが分かってくるのであまりかけませんけど・・・

ヒントを言うなら認知心理学=ラットマンその中の世界に入り込むと出て来れなくなるのは
間違いない。先が気になる本である。

登場人物にはそんなに感情移入出来なかった。
なぜなら社会人の30代前半の男性の割には、考え方が幼稚で大学生っぽいところもあるし
ひかりと桂という姉妹が出てくるけど、重要な鍵を握っている割にはパンチ力もあまり感じない。
そこがもう少しあるともっと魅力的な作品だったのかもと思う作品。

単純に物語りは面白いので、お勧めはできる作品で買って読んでも不満はそんなに出ないと思う。







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Tag:ミステリー小説 ラットマン 道尾秀介

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